
今は昔、鎌倉時代──。
黄金郷・平泉の地で半身を失った、少年仏師・想。
半分ニンゲン、半分ホトケの体となった想は、数奇な運命を辿ることになり…!?
「隠の王」の鎌谷悠希が挑む、仏像たっぷりのスペクタクル絵巻!!
『ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録』次回更新のお知らせ
4月に更新を予定しておりました『談その二十八』は、都合により休載させていただきます。 次回更新日は、誌面にて追って告知させていただきますので、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。
想運 (そううん)
少年仏師。元の名は想。彫ったものに、神仏を喚びよせることができる。平泉にて、地神・ミズチに左半身を奪われ、その衝撃で明星菩薩とくっついてしまった。記憶喪失中。
明星菩薩 (みょうじょうぼさつ)
光を司る観音菩薩。ミズチを倒すため、想に喚び出された。
運慶 (うんけい)
仏師集団・東大寺工房を束ねる棟梁。仏像を彫らせれば右に出る者はいない。時の権力者・源頼朝の依頼で想を預かり、「想運」の名を与える。現在は鎌倉に駐在している。
湛慶 (たんけい)
運慶の長男。運慶に代わり、東大寺の工房を預かる実力派仏師。
平教経 (たいらののりつね)
源氏に仇なす、平家の落人のリーダー。想運たちと対立する。
菊 (きく)
教経に忠誠を誓う、謎の剣豪。
茶経 (ちゃつね)
伎楽面をかぶり、アイドル活動をしている少女。従者の桜と常に行動を共にしている。剣技に優れ、護衛として想運たちの旅に同行する。
仏像に、神仏を喚びよせる技術。
基本的には、自分で彫った像でないと使えない。
想運のみが、修復した過去の像にも来迎させることができる。