マンガ家オーディション! 審査結果発表

審査結果発表!!

6月20日~7月3日にも多くの応募をいただき、誠にありがとうございました。
今回は奨励賞1作の受賞となりました。(7月18日発表)

奨励賞 賞金2万円

  • 「白昼の夢」P.N. 宮嶋いおり(26歳)
  • 寸評

    物語の構成・展開には未熟な点が多く見受けられたが、読者を驚かせようと外に意識が向けられていることは好印象。あとは展開でキャラを動かすことを意識できれば。作画は総じて高レベル。ただキャラのデザインが若干古いのでアップデートを。華やかな作画演出は大きな武器。それを生かした素材選びを心掛けてほしい。
  • 連載獲得に向けて漫画製作に励んで頂ければ幸いです。皆さまのご活躍を、心より願っております!
  • ※グランプリ、準グランプリ、特別賞、期待賞は共に該当者なしとなりました。
5月30日~6月19日の審査結果/7月4日発表

奨励賞 賞金2万円

  • 「お嬢と番虎」P.N. 井上恭平(26歳)
  • 寸評

    お互いのために覚悟が決まりすぎているヒロインと主人公の組み合わせが面白い。ややグロいが、コメディとシリアスのバランスが良いので、全体的には読みやすかった。一方で、途中敵視点にシフトしてしまうのは、驚きよりも視点交代による読みづらさが勝っていた。次回作では、読者の読み方を今よりさらに意識してみてほしい。
  • 「杉森 龍と南田 東子の変化する関係性」P.N. うぼっ(32歳)
  • 寸評

    ネームがお上手で、伝えたいことを言葉ではなくマンガの形でアウトプットして伝えられている点が素晴らしかった。等身大のキャラクター二人の関係性や掛け合いの妙があり、楽しく読むことができた。しかし、企画やキャラクターについて引きが強いとは言えない点が勿体ないため、次回作は企画作りでこだわってほしい。
 
  • 「SHAKARIKI」P.N. 池田大剛(24歳)
  • 寸評

    ネームの構成力が光り、構図の引き出しも多く、アクションシーンは読者の目を引く画面をしっかり表現できていて好印象。一方で、読者が見たいものは何なのかをもっと追求することで、エンターテイメント性を向上させることができるはず。今度は読者の読みたいものをより意識してエンタメ性を強化した作品が見てみたい。
 
  • 「ねぇ、笑って」P.N. 仲ぽまろ
  • 寸評

    笑顔を見たいヒロインと不愛想な後輩男子との掛け合いがかわいくて楽しく読めた。作画も丁寧に仕上げられて好印象。ただ、ヒロインがなぜ後輩の笑顔をみたいのか? という部分の掘り下げが不足気味。ラストで後輩男子が笑顔を見せたのが少し唐突に感じた。丁寧に人物の心情に沿って展開していければ尚良し。
5月16日~5月29日の審査結果/6月20日発表

奨励賞 賞金2万円

  • 「私の光へ」「春を背負って」P.N. はるの店(20歳)
  • 寸評

    とても繊細で儚げな空気感の作品で、キャラに関してもパッと読者の目を引くいい表情が描けていた。ただ一方で作品の解釈を読者に委ねすぎている印象で、結局これは誰の何の話だったのか、何が伝えたかったのかといったところが曖昧になっていたので、今後はもう少しわかりやすさやエンタメを大事に作品作りに取り組んでいってほしい。

期待賞

  • 「魔法少女マジカルブラック」
    P.N. ギノ ナナミ(19歳)
4月18日~5月1日の審査結果/5月16日発表

期待賞

  • 「いじめて、やよちゃん。年中発情ど変態リーマンのプラトニックラブ」
    P.N. ムキムキ牡蠣(27歳)
  • 「氷硝のシンデレラ」
    P.N. 梨花凜蔵∞(22歳)
4月4日~4月17日の審査結果/5月2日発表

期待賞

  • 「雨にむせぶ」
    P.N. 平田昂士(20歳)
  • 「GRAY ZONE」
    P.N. 松山はじめ
3月21日~4月3日の審査結果/4月18日発表

期待賞

  • 「バースト乙女」
    P.N. 貫井ししまる(27歳)
2月29日~3月20日の審査結果/4月4日発表

奨励賞 賞金2万円

  • 「桃の花嫁」P.N. 福留和
  • 寸評

    主人公のキャラや目的が分かりやすく、テンポよく笑いどころを作れていて、ネームもとても読みやすい。ヒーロー側にもスタンスに合った要素がもう一つあるとさらに良くなりそう。一方で、この作品のターゲット層が男女どちらなのか見えにくいのがもったいないので、今後はその点も意識して見せ方を考えてみてほしい。

期待賞

  • 「詩織さん、僕と一緒に幸せなゲイの結末めざしましょう」
    P.N. 淵(28歳)