気まぐれ魔女と猫の魔法

お姉さんは自分を「魔女」だと言った。夏休みの帰省で実家を訪れた少年・奏太は、実家に住み着いたお姉さん・羊子と出会う。羊子は奏太以外の人間には見えず魔法と称して不思議な力を使うが、魔法を信じない奏太は冷たくあしらっていた。しびれを切らした羊子は自分の力を取り戻すため、奏太に”あるもの”を見せて願いを叶わせようとする……。期待の俊英が描き出す、ある夏の日のオカルト・ノスタルジー。

七瀬藍

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