屋敷稲荷とおカミ様

子どもの頃に住んでいた祖母の家。 大人になった今、祖母はすでに亡く、古びた家には誰も住んでいない。 かつての少年はバックパッカーになり、一時的に身を寄せる場所を求めて、その家を訪れる。 誰も住んでいないはずのその家には、しかし、何かがいるようで…? 居場所と、役割を求める、人と人ならざるものたちの物語。

佐保里

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